【SONY α7 IIIとα6400を比較】一眼カメラをα7iiiからα6400に乗り換えた理由
SONY α7 III ILCE-7M3を利用していましたが売却し、SONY α6400 ILCE-6400に乗り換えました。その過程と結果どうしたのか対策をまとめていきます。こんにちは、バタフライボード株式会社、創業者の(@hirocy_vision)です。
結論を急ぐ人はコチラ
カメラ+レンズ+周辺機器の種類が多すぎ、何を購入すべきか体系的に纏まっていないので調査時間がかかるのに課題有り。サクッとアプリ最適されたらサクサク買いそうで怖い!
Youtuberはオススメしてくるので全部欲しくなってしまう!
ということで、選定に多大な時間をかけてしまいましたので、一眼初心者の方にとって「思考過程」が参考になればと思います。
- α7からα6400に乗り換えた理由
- α7 III ILCE-7M3の利点
- まとめ1:レンズについて
- まとめ2:α6400レンズは何が良いのか?
- <ズーム有×+軽量△+F1.4 ◎>
- ソニーEマウント用SIGMA 30mm F1.4 DC DN
- <ズーム有×+軽量△+F1.4 ◎>
- ソニーEマウント用SIGMA 16mm F1.4 DC DN
- <ズーム有◎+軽量△+F4.0△>
- SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G
α7からα6400に乗り換えた理由
初心者の私としてはSONY α7 III ILCE-7M3と、SONY α6400 ILCE-6400を比較し満足できなかったのは下記です。
理由1:重量
今回の一番のボトルネックは重量!重量!重量! 軽さはスペックの1つなのです。
動画で利用する私にとっては α7 III ILCE-7M3は とても重かったです。以下比較です。
α7 3
約650g(本体)+ 300g(良いレンズ)+自撮り50g棒=約1,000g
α6400
【SEL1018+自撮り棒】
約400g(本体)+ 225g(SEL1018:良いレンズ!)+自撮り50g棒=675g
【パンケーキ+自撮り棒】
約400g(本体)+ 70g(lens) + 50g(stick)=520g
【パンケーキ+ソニーシューティンググリップ】
約400g(本体)+ 70g(lens)+ 100g(stick)=570g
その他のカメラ参考比較
【Gopro HERO7 】
117g(本体)+ 50g(stick)+ケース(29g)=196g
【SONY RX02 DSC-RX0M2】
117g(本体)+ 50g(stick)+ケース(29g)=196g
【SONY RX100VI DSC-RX100M6:24-200mm】
270g(本体)+ 50g(stick)=320g
【iPhoneXR】
194g(本体)+ 50g(stick)=244g
重さ総括
α7 III ILCE-7M3は1kg前後なので、 牛乳1リットルの バックを持ち歩いているのとほぼ同じになります。
これが 外での動画を撮る時には とてもネックになってしまい持歩きをやめる理由になってしまいました。
外出先で良いクオリティの絵が取りたいという気持ちよりも重いから持ち歩きたくないという気持ちの方が勝ってしまうのです。
結果は家でしか高クオリティの動画を撮影しないとなるとあまり利用頻度がなくなるのです。
こう考えるとGopro HERP7の軽さ、 手ぶれ補正の精度は、外出先録画時の動画カメラとしては圧勝なのです。が、自撮りディスプレイはありません、この点に関しては、RX02 DSC-RX0M2が優れていますので下記が参考です。
理由2:自撮り用ディスプレイが無い
α7 III ILCE-7M3は、 自撮り用の ディスプレイがないため、 自分以外を撮影することになります。
すると被写体も減り利用頻度が減りました。 写真撮影以外の目的でα7 III ILCE-7M3の 利用頻度が減りもったいないと感じていた次第です。
理由3:リアルタイムトラッキング
そしてもう一つは動画を撮影中に被写体が動く時に追従することがなかなかに難しいのです。
AF-C( オートフォーカスコンティニュアス) という機能がついていおり、 他社のカメラと比べても大変良いスペックではあるのです。
しかし、旅動画を撮影している時に被写体の人が奥行き方向に動くと、 素人には追従し続けることが難しかったのです。
2019年の4月に大型型のソフトウェアアップデートがあり、α7 III ILCE-7M3もリアルタイムトラッキングに対応するかと思いきや上位機種のα9と 下位機種のα6400 ILCE-6400にのみ 追加されました。
α7 III ILCE-7M3にはリアルタイムトラッキングが対応せず、これが最大の 乗り換え理由となりました。。
理由4:値段
これは後付になりますが、フルサイズの一眼カメラになると本体もレンズも値段が高いので、下位機種であるAPS-Cの機動力と、本体とレンズの値段を考えてダウングレードしました。
趣味運用している私には、上位機種の絵も中級機種の絵も大きく差異を感じられるほどの目を持っていないのでこれで十分かなと思います。
α7 III ILCE-7M3の利点
一方で上位機種形の利点もあります。
手振れ
α7 III ILCE-7M3には 本体の中に手ぶれ補正がついているため動画撮影をする時には、 手ぶれ防止をすることができるので旅動画を撮る時には確かに え的にはブレの少ない動画が撮れたと思います。
しかし、前述の通り、 本体+レンズが重くてしんどいため手ブレが増えるというジレンマもありました。
絵のクオリティ
確かによーく見るとボケ感や解像度は 良い気がしますが スマホで見た時には気のせいかなと思ってしまうほど 私には妻は見出せませんでした。
本体のクオリティもさることながらレンズとの組合せがカメラとしてのアウトプットになるので、判断が難しいポイントかと思います。
優越感
α6400 ILCE-6400よりもα7 III ILCE-7M3は 上位機種のため 本体としてのクオリティも高いし、物としての重厚さにはかないません。
ハードウェアとしての性能やスペックは こちらの方が良いのだと思います。
ギターで例えると上位機種であるギブソンは最強ですが、 エピフォンでもまあ確かにレスポールだしなと満足がいくという感じです。
ちなみにインフルエンサーのゆうこすは α7 III ILCE-7Mを使っています!
まとめ1:レンズについて
一体何のレンズを買えばよいのか、これが素人の私には最初難しかった所です。
α7 III ILCE-7M3と、α6400 ILCE-6400ではセンサーサイズが違います。
- α7 III ILCE-7M3:フルサイズ(35mmセンサー)
- α6400 ILCE-6400:APS-C
初心者にとって センサーサイズ という概念で利用できるレンズが違う というのも謎で難しかったです。
https://www.mapcamera.com/html/20181116_camera_mirrorless/mirrorless.html
ポイントは、上位機種を買っておけば下位機種でも使えるということです。
今回の場合、 フルサイズ の方が上位機種でセンサーが大きいものになります。
従い、α7 III ILCE-7M3のレンズはα6400 ILCE-6400でも使えます。
逆に、α6400 ILCE-6400のAPS-C専用レンズはα7 III ILCE-7M3では使えません。
( 物理的に利用することは出来るのですが 写真の四隅がまあるく黒ずんでしまうのです)
まとめ2:α6400レンズは何が良いのか?
最近はこれらのレンズが良いのでは?と狙っています。購入次第レビューしたいと思います。
私はこれを使っています。
<ズーム無し+軽量○+F2.0○ >
ソニー デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL28F20 (FE 28mm F2)
重量:200g
<ズーム有◎+軽量○+F4.0 △>
ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z
重量:約308g
外出先で自撮り録画の可能性があるならこれ。広角で軽いのにズーム有りの万能レンズ。このレンズを見ると、ソニーのコンデジSONY RX100M7がいかに凄いかがわかる。
※自撮りディスプレイ、最軽量、ズーム有、F2.8、
重量:302g(レンズ+本体でこの軽さ!)
<ズーム有×+軽量△+F1.4 ◎>
ソニーEマウント用SIGMA 30mm F1.4 DC DN
重量:約265g
<ズーム有×+軽量△+F1.4 ◎>
ソニーEマウント用SIGMA 16mm F1.4 DC DN
重量:約405g
単焦点で映像を撮る際にはこれで決まり、抜群の明るさ。
<ズーム有◎+軽量△+F4.0△>
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G
動画撮影用のズームをしたいときに抜群のレンズでしょう。
結果的にカメラ本体をα6400にして正解でした。
次記事でレンズ検討の「選考の思考過程」をぜひご覧ください。
あわせてどうぞ!