なぜエンジニアは外資コンサルティングファームに転職すべきなのか?
エンジニアから外資コンサルティングファームへの、キャリアチェンジは大きなジャンプを伴います。本来はエンジニア街道を直進で良いですが、現在の市場ではそれだけでは不安かもしれません。
採用に携わり400人以上ものキャリアを見る中で、40代を超えていきなりエンジニアの部門の閉鎖したり、技術の陳腐化、産業の縮小によるリストラ事例を多くみてきました。
そうなる前に、自らのキャリアを強くする活動を着々と始めることをおすすめします。
エンジニアキャリアだけでは不安な理由
幾つかの市場背景を見てみましょう。
1:産業の突然死
AIやロボットが急にあなたの産業を破壊するかもしれません。
エンジニアリングをしていると技術の力で、 市場参入をしているかもしれませんが、 あなたの業界を他のエンジニアが狙っている可能性もあります。
特にバックエンド系は 自動化が進んでいる 産業とよく言われています。
エンジニアリングだけでなく市場や授業を見渡せるハイブリッドだエンジニアになることをお勧めします。
2:言語急速な腐敗
あなたが一生懸命勉強している言語が急に アップデートされたり古くなったりということが頻繁にあります。
現在は「XXX」という言語が主流でも、すぐに「YYY」がイケテいるなどと基礎は不変ですが、トレンドが頻繁に更新されています。
技術系の言語選びでも苦労する業界です。
トレンドに乗れているうちは良いのですが、 業界を俯瞰する癖をつけましょう。
3:ハイブリッドがおすすめ
エンジニアリングだけで 一生食べていければ良いのですがマーケティングや財務など、 他の職種や業種と組み合わせることができればよりエンジニアのキャリアが強固になっていきます。
自分の職種のトレンドを負いながらも、他の業界にも目を向ける癖をつけましょう。
いつの時代も、
・「財務」「マーケティング」など業種に強いエンジニア
・「自動車」「製薬」に強いエンジニア
など、掛け算をすることでレアな人材になりましょう。
エンジニアが外資コンサルティングファームに転職するのはなぜ良いのか?
答えは下記2つあります。
- 職種*業界のマトリクスで活用できる
- 業界を俯瞰できる
エンジニアと一口に言っても、色々な業界や職種、階層に位置づけることが可能です。
エンジニアは理系で、ただでさえレアなのですが、さらに横串を指して、業界や職種で自分だけのニッチトップのポジションを見つけると、
(エンジニア)1/100×(業界)1/100×(職種)1/100×=超レアキャラ
に、すぐになることが可能です。
上記の意味合いでは、コンサルティング会社は、業界や職種でのマトリクス組織になっているため、自分の専門性であるエンジニアリングを業種や職種で活かすことが可能です。
また、様々な業界や職種の案件を見ることが可能なので、どの業界が上昇基調なのか、どの産業が市場下げ基調なのかを体感できます。
また、同僚や上司が違う業種にいるため、そこでの話を聞けば、自分の研鑽にもなります。
他業界を見渡しながら自分のキャリアを磨く上で、エンジニアがコンサルティング会社へ転職するとメリットは大いにあるわけです。
おわりに
エンジニアキャリアにさらに磨きをかけることで、あなたのキャリアをより強固にすることが可能です。
この考え方は、非エンジニアでも応用可能です。
新卒や文系の方でもキャリアを磨く上で外資系コンサルティングファームはキャリア育成の意味でもおすすめです。
ぜひ挑戦してみてください。